NO.10 10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと/山口揚平
●山口揚平/事業家・思想家
大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事
カネボウやダイエーなどの事業再生に携わったあと、独立し起業。
企業の実態を可視化する「シェアーズ」を運営し、積極的に情報を提供
著書に「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか」などがある
★心に響いた1行★
「21世紀の人権はもっと上の方まで広がると私は思うよ。つまり、「承認欲求」だ」
★読み終わった心境★
10年後の世界はどうなっているだろうか
何が生まれ、何が無くなり、何が流行って、何が廃れているのか
それは誰にもわからない
ネットの誕生や普及、価値観の変化など
確実に世界は変化をしている
そこに生きる我々も
その流れに逆らって生きるのはやはり難しいだろう
本書はこれからの世界がどうなっていくのか
また、その世界では、どういう考え方が必要ななのか
大胆にも予想・提示している物語だ
一人の青年と一人の紳士による会話で物語が進行する
流行りの「僕は愛を証明しようと思う。」と同じスタイルだ
学び・結婚・コミュニケーション・会社・お金・社会
それぞれのセクションで語られる
紳士の話は妙に現実味を帯びている
特に21世紀の人権は「承認欲求」という話はとても共感した。
今、流行のSNSはまさにこの「承認欲求」を満たすためのものだったからだ。
次に流行るものは何なのか。
既に水面下では探り合い・仕掛け合いが始まっている。
過去の自分に会えたとしたら、何を伝えようとするだろう。
「失敗しない方法」か、それとも「これから起こる出来事」か。
あなたなら何を伝えますか?
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