NO.3 我が逃走/家入一真
★著者についてのプチ考察★
家入一真氏/起業家
印象:「やりたいことにどこまでも正直」
「ロリポップ」「CampFire」「BASE」
日本で人気の3大サービスの立ち上げに尽力
どれも画期的なサービスだけに、家入氏は先見性に秀でているように感じる
★心に響いた1行★
いろんな場所をつくって、いろんな場所から逃げてきて。
それでもこの世界に居場所が見つけられない自分のためでいいじゃないか。
もっともっと自由になりたい。
★読み終わった心境★
「成功」と「挫折」
人生はこの2つの事象の繰り返しだと言える。
その起伏はなだらかな人もいれば
こう配が急な人もいるだろう。
家入氏のそれはもはやジェットコースターだ。
とてつもない成功をおさめたかと思えば
次の瞬間にはどん底にいる。
起伏が激しく、通常の人であれば、途中で失神するだろう。
正直、前半部分を読んでいる段階では
どうしようない人だと思った。
救いようのない
典型的な「調子に乗っているやつ」であった
ただ読み終えて、心に渡来した感情は
「侮蔑」ではなく「寂しさ」だった。
家入氏の心の叫びだった。
「俺はここにいる」
そう叫んでいるようだった。
そして「あなたの居場所もきっとある。みんな一緒にやろうよ」
そんなやさしい叫びだった。
「何かやりたい。でもどうしたらいいかわからない」
「自分になんてどうせできない。」
そんな人が多いのではないだろうか。
家入氏が目指す
「やさしい革命」は
そんな人々を包み込み、受け止める
大胆な変化ではなく
じわりじわりと
内側から染み込んでいくように。
これもまた
現代にならではの
新しい主張の仕方なのかもしれない
今後の家入氏の活動に注目しています。
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